腰痛はほとんどの方が経験したことがあるのではないかというくらいよくある症状です。
腰痛の厄介なところは、痛むときと痛まない時があったり、腰が張ってるのは分かるけれど痛くはない、体を動かした時に痛むけれど生活上支障はない、などと放っておいてもすぐには悪化しないのであまり重要視されないのですが、徐々に体が傾いたり、腰以外の箇所が悪くなったり、気付かないうちに腰の骨にヒビが入っていたりと目に見えない形で症状が悪化していくところです。
腰は首と同じで1列の骨しかなく、それ以外に支えるものがありません。頭・肩・腰のラインが真っすぐに仙骨の上に並んでいれば、ある程度は背骨が上半身の重さを支えるので問題はないのですが、うつむいたり前かがみになったりすると、上半身の重さを筋肉が支えることになるので、筋肉や腱、靭帯にかなり負担がかかってきます。
🙅🏻♀️腰を痛めやすい日常動作
日常生活で使う筋肉は使えば使うほど鍛えられますが、時々硬くなった筋肉をケアしてあげることも必要です。
筋肉が硬いまま負担をかけ続けていると何かの拍子に筋肉にヒビが入り、俗に言う「ぎっくり腰」を起こします。
一度傷付いてしまった筋肉はなかなか治らないので、何度もぎっくり腰になる傾向にあります。
そうならないためにも、日頃から腰のケアをされることをお勧めいたします。
腰の筋肉がかなり硬くなっており、それが慢性化している方は、固まった筋肉がコルセットのように体幹を支えているため、筋肉が緩むと体が前に倒れやすくなることがあります。
バランスが変わった時にそのことに気付く場合もありますが、前傾姿勢が続くと内臓が圧迫されて苦しく感じるため、そこで初めて自分の体幹が固まった筋肉によって支えられていたことに気付く場合もあります。
日頃から腰が怠いと感じておられる方は、一度当院の鍼治療をお試しください。
当院では腰の鍼治療を行う際は比較的強めの刺激を入れております。
強い刺激が苦手な方は予めお伝えください。刺激量を極力少なくいたします。
(箇所によっては強い刺激を入れさせていただくことがございます。)
※表層の筋肉から深層の筋肉までしっかりと治療いたしますので、腰痛治療に60分を要しております。
※背中下部~腰~臀部上部にかけて鍼治療をいたしますが、背中から上、臀部から下の鍼治療は時間の都合上できませんので、完全に腰の筋肉が緩まることはございません。
徹底的に緩めたい場合は、「首・肩」「腰」「足」の3箇所の鍼治療(180分)が必要になります。
・腰の状態によって、低周波の電気を流させていただきます。
・ぎっくり腰や腰の状態がかなり悪い場合は、60分の時間内で改善しきれない場合もございますが、その時は60分の時間内での施術となります。
・治療箇所によって施術着に着替えていただく場合がございます。